Crypto events in Japan

月別でわかる仮想通貨・Web3イベント

日本の仮想通貨・Web3イベントは、7月に京都と東京で大型カンファレンスが集中し、9月のETHTokyo、11月のBITCOIN JAPANへと続きます。年間の流れと、ふだん参加できるミートアップや勉強会を、月ごとにまとめました。

結論

大型イベントは7月に集中します。京都のIVS(7月上旬)、渋谷のJBW Summit、WebX(2026年は7月、2027年は8月に東京ビッグサイトで開催予定)が続き、9月はETHTokyo、11月は秋葉原のBITCOIN JAPANです。ふだんの情報交換なら、四谷のTokyo Bitcoin Baseや各地の勉強会が入口になります。

ネオンが輝く夜の東京の繁華街。多くの仮想通貨カンファレンスが開かれる街のイメージ

年間カレンダー:何月にどのイベントがある?

日本の仮想通貨・Web3イベントには、はっきりした「季節」があります。2〜3月は金融庁が関わるフィンテックの週、7月は京都と東京で大型カンファレンスが連続する繁忙期、9月はイーサリアムの開発者が集まるETHTokyo、11月はビットコイン専門のBITCOIN JAPAN、そして12月に地方の行政が主催するフォーラム、という流れです。このページは毎年の予定を同じURLで更新していく、通年のカレンダーです。

日程や会場は年ごとに変わります。たとえばWebXは2025年が8月、2026年が7月で、2027年は8月に会場を東京ビッグサイトへ移す予定です。下の表は、直近の開催実績と発表済みの予定をもとにした目安です。参加を決める前に、必ず公式サイトで最新の日程を確認してください。

日本の主な仮想通貨・Web3イベントの年間の目安(各公式サイト・主催者発表より)
時期イベント場所ひとこと
2月下旬〜3月上旬Japan Fintech Week(FIN/SUMなど)東京ほか金融庁が関わるフィンテックの週
3月Tourism × Web3 Summit沖縄県南城市(2026年)南城市も共催した観光×Web3のサミット
7月上旬IVS(Crypto Stageあり)京都・みやこめっせほか京都府・京都市と連携するスタートアップの祭典
7月Japan Blockchain Week/JBW Summit東京・渋谷ほか期間中に関連イベントが集中
7〜8月WebX東京(2027年は東京ビッグサイト)国内最大級。2026年は来場者1万3,641人
9月ETHTokyo(ETHGlobal Tokyoなど)東京ほか、小諸・気仙沼ハッカソンとサイドイベントの週
11月BITCOIN JAPAN東京・ベルサール秋葉原ビットコイン専門。2026年は11月27・28日
12月FUKUOKA BLOCKCHAIN FORUM福岡・天神(2025年)福岡県主催。翌年以降の開催は未発表
通年ミートアップ・勉強会四谷、沖縄、仙台などconnpassやLumaで告知
13,641人WebX2026の来場者数(登壇者233人、スポンサー134社)CoinPost発表(2026年7月)
13,000人超IVS2026の登録者数(来場者の2割以上が海外から)IVS公式サイト
70以上WebX2026期間中のサイドイベントCoinPost発表

2〜3月:Japan Fintech Weekと地方のWeb3サミット

年の最初の山は、金融庁が関わる「Japan Fintech Week」です。2026年は2月24日から3月6日まで、東京を中心に開かれ、日本経済新聞社などと開く「FIN/SUM」が中核イベントでした。2026年のテーマには「AIとブロックチェーン」が掲げられています。暗号資産だけのイベントではありませんが、規制当局や銀行、証券会社の担当者が一堂に会するため、ステーブルコイン法定通貨などと価値が連動するように設計された暗号資産。日本円連動のJPYCや米ドル連動のUSDCなどがある。やトークン化株式・債券・不動産などの権利をブロックチェーン上のトークンとして発行し、移転や管理をしやすくすること。など、金融とWeb3が重なる話題を追うには最適の週です。金融庁のページでは、2027年は2月24日から3月5日の開催予定とされています。

同じ時期、地方では観光とWeb3を組み合わせた動きもあります。沖縄県南城市では2026年3月26日から28日に「Tourism × Web3 Summit」が開かれ、南城市も共催に加わりました。観光NFTの表彰「Japan Tourism NFT Awards」の最終審査も行われています。毎年同じ時期に開かれるかはまだ分かりませんが、自治体が関わるWeb3イベントの例として覚えておくとよいでしょう。自治体のNFTの取り組みは日本のWeb3ゲーム・NFTで詳しく紹介しています。

7月:京都のIVSとJapan Blockchain Week

京都・金閣寺の線画。毎年7月にIVSが開かれる京都のイメージ

7月は日本の仮想通貨業界がいちばん忙しくなる月です。幕開けは京都のIVS。日本最大級のスタートアップカンファレンスで、2026年は7月1日から3日まで、京都市勧業館「みやこめっせ」やホテルオークラ京都などで開かれました。公式サイトでは登録者1万3,000人超、来場者の2割以上が海外からとされています。京都府・京都市と連携して開かれており、行政が関わる大型イベントという点でも珍しい存在です。

暗号資産の目当てなら、会場内の「Crypto Stage」に注目です。暗号資産特化のベンチャーキャピタルIVCとメディアのNADA Newsが運営し、2024年の「IVS Crypto」、2025年の「IVC Summit」の流れを受け継いでいます。チケットは一般向けのIVS PASSのほか、学生向けの券種や、招待制エリア「IVS CORE」向けの券種が用意されていました。京都での過ごし方は京都の暗号資産ガイドにまとめています。

同じ7月には、2018年から続く「Japan Blockchain Week(JBW)」も開かれます。2026年は7月1日から半月ほどの期間に、IVSのCrypto ZoneやWebXなどを含む関連イベントが集中しました。中心となる「JBW Summit」は7月12日、渋谷のSHIBUYA STREAM Hallで10時から19時まで開催されています。申し込みはLumaやPeatixで受け付けていました。

7〜8月:国内最大級のWebX

WebXは、暗号資産メディアのCoinPostが主催するWeb3カンファレンスです。2026年は7月13日・14日に東京・芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で開かれ、主催者の発表では来場者1万3,641人、登壇者233人、スポンサー134社、サイドイベントは70以上にのぼりました。高市早苗首相がビデオメッセージを寄せ、政策の話題が多かったのも特徴です。2025年の開催では東京都が後援に入っています。

次回のWebX2027は、2027年8月25日(水)・26日(木)に東京ビッグサイトでの開催が発表されています。主催者によると会場はおよそ1.8倍の広さになる予定です。WebXの期間中は、取引所やプロジェクトが主催するサイドイベント本会場とは別に、企業やコミュニティが独自に開く関連イベント。勉強会や交流会が多く、無料・事前登録制のものも多い。が都内各地で開かれ、無料で事前登録制のものも多くあります。本会場のチケットを買わなくても、サイドイベントだけで多くの人と話せるのが東京のイベント週の面白さです。

9月:ETHTokyoと全国のサイドイベント

9月はイーサリアムスマートコントラクト(自動で動くプログラム)を実行できるブロックチェーン。NFTやDeFiの多くがこの上で動いている。の季節です。ETHTokyoは、開発者向けのハッカソンとカンファレンス、サイドイベントをまとめた1週間で、2026年は9月19日から27日がコア期間でした。虎ノ門ヒルズフォーラムでは9月25日から27日に開発者が作品を競うハッカソン短期間でチームを組んでアプリやサービスを開発し、成果を競うイベント。賞金やスポンサー賞が出ることが多い。「ETHGlobal Tokyo」、26日にカンファレンス「Pragma Tokyo」が開かれました。

関連イベントは東京の外にも広がっています。長野県小諸市では9月13日から10月3日まで、短期間だけ現れる「ポップアップシティ」形式のZuCity Japanが開かれ、宮城県気仙沼市では9月28日から10月11日まで、市と共催のハッカソン「Hackatsuon 2026」が行われました。東京大学の伊藤謝恩ホールでのAgentic Summit、東京ドームシティのenXross DAOでの交流イベント、渋谷で日本円ステーブルコインを扱った「JPYC Marche」など、テーマも幅広くなっています。JPYCについては日本円ステーブルコインのページで解説しています。

11月:秋葉原のBITCOIN JAPAN

ビットコインに絞ったイベントなら、11月のBITCOIN JAPANです。主催者のプレスリリース(2026年7月30日)によると、2026年は11月27日(金)・28日(土)に、秋葉原のベルサール秋葉原(B1F・1F・2F)で開かれます。主催は株式会社ANAPホールディングス、企画共催はライトニングビットコインの上に作られた、少額の支払いを速く安く送るための仕組み。店頭のQRコード決済などに使われる。のコミュニティとして知られるDiamond Hands、運営はSBI Event Createです。

構成は3つに分かれています。27日は企業向けのカンファレンス「BITCOIN JAPAN SUMMIT」、28日はビットコイナー向けの「BITCOIN JAPAN EXPO」と、一般の来場者も参加できる体験型の「BITCOIN JAPAN FESTIVAL」です。チケットは「ビットコイナー万博」チケットなど複数の種類が予定され、詳細は公式サイトで順次案内するとされていました。

秋葉原には、国内で数少ないビットコインATMもあります。会場の近くで設置状況を確認したい人は日本のビットコインATMを、ビットコインで払える店を探すなら仮想通貨が使える店を参考にしてください。

12月:福岡のブロックチェーンフォーラム

年末には、福岡県が主催した「FUKUOKA BLOCKCHAIN FORUM 2025」が2025年12月22日に天神のONE FUKUOKA BLDG.で開かれました。定員は約80人で、ライブ配信もあり、Web3を使った地域活性化がテーマでした。2026年以降の開催は、執筆時点で発表されていません。

福岡市はこれまでも、Web3の起業家を発掘するピッチイベント「Fukuoka Web3 Pitch」(2024年3月、Engineer Cafe)や、DAOを学ぶ「FUKUOKA DAO CAMP」(2023年)を開いてきました。行政がWeb3を後押ししてきた街の動きは福岡の暗号資産ガイドにまとめています。

毎月参加できるミートアップと勉強会

大型イベントは年に数回ですが、小さな集まりは一年中あります。東京なら、まず四谷のTokyo Bitcoin Baseです。新宿区四谷本塩町にあるビットコインの拠点で、平日10時から18時まで開いています。読書会や、上智大学の学生が教える語学クラス、メンバー主催のイベントなどが開かれ、英語版のサイトもあります。2026年4月には1周年のフェスも開かれました。Meetup.comの「東京ビットコイン会議(Bitcoin Tokyo)」のグループには約2,700人が登録しています。

イーサリアム系では、Fracton Venturesが運営する「Ethereum Meetup Tokyo」がLumaで告知されています。関西では、大阪を拠点とするMeetup.comのグループ「Kansai Bitcoiners」が2026年も集まりを続けています(会場はメンバーのみに公開)。

地方にも、開発者や初心者向けの勉強会があります。沖縄では宜野湾市のCODE BASE OKINAWAで、ブロックチェーンのSuiを題材にした入門の勉強会が2025年に連続して開かれ、那覇市のSAKURA innobase Okinawaでは沖縄オープンラボラトリの公開フォーラム「ブロックチェーン/NFTとトラスト」(2025年10月)もありました。仙台では2025年11月29日に、NPO法人NEMTUSがブロックチェーンアプリ開発のハンズオン勉強会を開いています。NEMTUSは2026年1月に箱根で開発合宿も行いました。広島では2025年3月に、DAOを使った地方創生のセミナーが開かれています。

こうした勉強会は、connpassやLuma、Peatixで「ブロックチェーン」「web3」「ビットコイン」と地域名を組み合わせて検索すると見つかります。告知ページで対象レベル(初心者向けか開発者向けか)と使用言語を確認してから申し込むのがおすすめです。

参加のコツ:チケット、言語、勧誘への備え

初めてカンファレンスに行くなら、まず「本会場」と「サイドイベント」の違いを押さえましょう。本会場のチケットは早期割引があることが多く、直前になるほど高くなる傾向があります。一方、サイドイベントは無料・事前登録制のものが多く、Lumaの承認制で定員が埋まることもあります。気になるものは早めに申し込んでおくのが安心です。

言語については、IVSやWebX、ETHTokyoのような大型イベントは海外からの参加者が多く、英語のセッションや英語の案内が珍しくありません。反対に、地方の勉強会や初心者向けの会は日本語が中心です。名刺は多めに持って行き、話した相手のSNSアカウントをその場で控えておくと、イベント後のつながりが続きやすくなります。

注意したいのが、イベント会場や交流会での投資の勧誘です。「この場だけの特別枠」「必ず儲かる」といった話には乗らず、その場で送金や契約をしないでください。日本居住者を相手に営業できるのは、金融庁に登録した暗号資産交換業者だけです。手口と相談先は暗号資産詐欺の手口と対策にまとめています。

  • 公式サイトで日程・会場・チケットの種類を確認した
  • サイドイベントをLumaやPeatixで事前登録した
  • 使用言語(日本語・英語)と対象レベルを確認した
  • 名刺とモバイルバッテリーを用意した
  • 投資の勧誘には、その場で応じないと決めている

専門用語に備える

カンファレンスでは、ステーキング、レイヤー2、トークン化などの言葉が説明なしに飛び交います。暗号資産用語集で予習しておくと、セッションの内容がぐっと分かりやすくなります。東京の取引所や関連スポットは東京の暗号資産ガイドでも紹介しています。

仮想通貨・Web3イベント:よくある質問

東京で一番大きい仮想通貨イベントは何ですか?

来場者数で見ると、CoinPostが主催するWebXが国内最大級です。2026年7月の開催では来場者1万3,641人、登壇者233人、スポンサー134社と発表されました。2027年は8月25日・26日に、東京ビッグサイトでの開催が予定されています。

仮想通貨のイベントは英語でも参加できますか?

大型カンファレンスは海外からの参加者が多く、英語のセッションや英語の案内があるものが少なくありません。IVSは来場者の2割以上が海外からとしています。一方、地方の勉強会や初心者向けの会は日本語中心なので、告知ページで使用言語を確認しましょう。

チケットはいくらですか?

料金はイベントや購入時期で大きく変わり、早期割引や学生向けの券種を用意するイベントもあります。BITCOIN JAPANは2026年7月の発表時点でチケットの詳細を順次案内するとしていました。最新の料金は各公式サイトで確認してください。サイドイベントは無料で事前登録制のものが多くあります。

初心者が気軽に参加できる集まりはありますか?

あります。四谷のTokyo Bitcoin Baseは、読書会や語学クラスなどのイベントを開いているビットコインの拠点です。connpassやLumaで「ブロックチェーン」「web3」と検索すると、東京以外でも沖縄、仙台、広島などで勉強会が見つかります。

イベントで投資の勧誘を受けたらどうすればいいですか?

その場で送金や契約をしないことが大切です。正規の取引所は個人名義の口座への振込を求めません。相手の事業者が金融庁に登録されているかを登録一覧で確認し、少しでも不安があれば消費生活センターや金融庁の窓口に相談しましょう。

出典・参考資料

  1. CoinPost プレスリリース「WebX2026 開催報告」(PR TIMES、2026年7月28日)
  2. BITCOIN JAPAN 2026 開催発表(PR TIMES、2026年7月30日)
  3. IVS公式サイト(IVS2026のお知らせ)
  4. 京都府 IVSに関するページ
  5. Japan Blockchain Week 公式サイト
  6. ETHTokyo 公式サイト
  7. 金融庁 Japan Fintech Week
  8. 福岡県 FUKUOKA BLOCKCHAIN FORUM 2025 案内

CryptoJapan編集部
金融庁の登録情報、各社の公式手数料ページ、国税庁の公表資料をもとに編集部が作成・検証しています。内容は投資助言ではありません。 評価方法